春の嵐

2006年4月18日
薄明かりの中
ふと
絡み合った視線と視線

途端
優しく
触れるように
堕ちてきたキス

驚きのなか
身体は正直に 慶びで満たされる

再び触れる唇を
肌を滑る指を
囁かれる言葉を
待ち望んでいる

身の程など とうに弁えているにもかかわらず
 


ようやく平穏を得た
私の心を
いとも容易く かき乱す


春の嵐に
ゆらゆら舞うはなびら

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