朝露の棘

2006年4月7日
早朝に紅花を摘むのは

朝露に濡れ 棘が柔らかいからだという


それでも

摘み取る乙女の指には

鋭く

その痕を残すのだろう



まるで

貴方のように
隣にあるぬくもり

今は 縋ってはいけない


自分で 見つけなきゃ

それが 貴方に対するせめてもの礼儀


過去と今

アイツと私


描くスパイラルの中で

眠りの訪れぬ時ばかり

ただ 静かに過ぎていく

破片(かたわれ)

2006年4月5日
こころの隙間に

ぴったりはまるもの。




何処に あるのかな。

何処かに あるのかな。


月の様に
不条理な明日。

何を願えばいいのかな。

春の三日月

2006年4月4日
好きなこと。

太陽の匂いに満ちた布団で 眠ること。

知らない街へ 出かけること。

熱めのバスタブで ゆっくり本を読むこと。

貴方の腕で 夢に堕ちること。




嫌いなこと。

ふりまわされること。

敵視されること。

依存されること。

嘘の笑みを浮かべること。

My Brand New Eden

2006年4月3日 日常
目元に影を称え

口唇に桜を咲かせ



さあ

貴方に 別れの花束を

ごたごた

2006年4月2日
せっかく気持ちを切り替えて
元気いっぱいだったのに。

出鼻をくじかれてしまった。

それでも
誰かのために動く自分は
究極のお人よしだ。

エイプリルフール

2006年4月1日
うそついてもいい日、なんて
誰が決めたんだろう。。

11時過ぎ。
着メロが、彼の着信を告げる。

ためらいがちに
口にした言葉。

当たった予感。


これが嘘なら どんなにいいだろう。。

大人買い

2006年3月31日
今日はマミーとお買い物☆

お気に入りのショップで
緑のペーズリー柄ワンピと、インポートのキャミをげっと☆

意外にキャミが高くて
持ち合わせが足りず、
マミーにおねだりしたところ
さっと出されたのは

カード。
・・・・・・わお!!!

学生身分のワタクシはカードで買い物したことがないので
若干ビビる。。

ああ、大人買い。。。

その他
Gジャンを買い、春色キャミを買い、
ご満悦。。

緑茶

2006年3月30日
ふうっと
息を吹きかける

時間がゆっくり流れている

そんな午後


急ながら
実家に帰る決意をしました。

昨日のことを受け、
一度両親と話す必要を感じたから。

でもって、
最近電話のたびに小言ばかりな父と最初から衝突しないよう
いろいろ策を練りました。

簡単なこと。
「帰省することを知らせない」
突然帰れば、相手に文句を用意する隙を与えないし、
なんだかんだいってかわいい一人娘が帰れば、文句より嬉しさが先に立つはず!!

そんなわけで
飛行機が遅れ
19時、秋田着。
・・・・・寒い!!!!!なんじゃこの天気!!???

髪をびゅんびゅん振り回し
21時半、ようやく家の前に。

ピンポーン♪
「はい?」

数秒後、顔をのぞかせた母の顔が真顔のまま凍る。
1分後、父同様。

結果は大成功!!
はじめこそ驚きのあまりキレていたけど
最初の衝突は免れました☆

いや〜!!人にどっきりしかけるのって楽しい!!
・・・・自分、意外とサドっ気あるのかなあ。

とりあえず、話し合いはあるものの
羽を伸ばしてきます。。

宣告

2006年3月28日
いつかこんな日が来ると思っていた

来て欲しくない、と思っていた

瞳を閉じ
ぎゅっと
手を握り締めた

あの混沌に
飲み込まれないように

WING

2006年3月27日
まっさらな
生まれたての白を
選びたい気分だった

あのひとの名前
いい知らせ

いっぱいになるといいな

2006年3月26日
その背中を追いかけるのが
叶わぬというなら

いっそ

春を待つ雪のように

朝の眩しさに解けてしまいたい

誰も
傷つけぬように

ひっそりと

会えない時間

2006年3月25日
貴方がどこに居ても
関係ないわ

でも

もし
あの腕の中でしか
得られない温もりがあるなら
黙って身を引こう

消えてみよう

2006年3月24日
なんか
おかしい。

・・・ホームシック??

再会

2006年3月23日
今日と明日は、地元から来たお友達とデート。
だから朝からめかしこんで。
でもって、やることも残っていたので朝一でサークルへ。

普段マスカラはつけないし、最近ズボンばっかりだったからか??
メイクばっちりでふわスカ穿いていったら
やたら珍しそうな顔で見られました(笑)

つか、顔見たときみんな一瞬誰か分からないみたいで
「ん?・・・あ、まちこか。」みたいな表情されました。

彼も二度観してたしなあ(笑)
たまには女の子アピールもいいかも♪

**************
久々に会う友人。
会えなかった時間を感じさせない友人って、だいじだと思いました。
明日は観光です☆
一泊二日しか居られないのがさみしい。。。

ピルエット

2006年3月22日
舞いましょう

過ぎ行く季節を惜しむ

儚い雪の如く



もたれた背中に

触れられた指先に

貴方を感じながら
ISBN:4163672702 単行本(ソフトカバー) 廣瀬 裕子 文藝春秋 2005/09/28 ¥1,200

これが例の本。

やばい。

かなりシンクロ。。


恋にまつわる30篇の詩。
両思いのもの、片思いのものが綴られていて。

片思いの、ドンピシャです。

普段、こういったジャンルに手を出すほうでないだけに
まさかこれで泣くとは思わなかったけど(苦笑)


とくに、『涙』と『夜明けまで』と『ひとりで居ても』がいい。。

興味があったら読んでみてください。

雪嵐

2006年3月20日
春目前にして似つかわしくない天候。
相乗してか、ココロガ落ち着かない日。


まず、彼に依頼された仕事があって。
頑張った分、褒められて、うきうき。

昼に立ち寄った本屋で偶然手にした本。
恋について書かれた30篇の詩に
有り得ない位気持ちがリンクして、立ち読みで号泣。
即購入。
ちょいしんみり。


で、今。
カノジョから「飲もう」と誘われ、宅のみ。
今当人は背後で爆睡中。

私は、
カノジョの痛みと
行き場のない悲しみに襲われ。

彼からの何気ないメールにそっと返信して。

言葉紡ぎ。
思い紡ぎ。
夢紡ぎ。
夜紡ぎ。



明日は笑いたい。

笑わなくちゃ。

塔の上

2006年3月19日
開きかけた気持ちに
鍵を掛け

一人で歩むと
貴方は言う



本当に大切なものなら
どうか
その手の平から零してしまわないで

彼女以上に
自分を傷つけてしまわないで

綺麗な言葉じゃなくていい
素直に 向き合ってあげて


私の祈りは 届いていますか

私の髪を指で梳きながら
素肌に手を這わせながら
ゆっくりと 重みを増しながら

哀しみを宿した貴方の瞳から
目が離せなくなる

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